仕事が辛いと思う時。

スポンサードリンク

中心静脈栄養をしている患者さんが、入院患者さんの半分以上を占めています。
経口的に摂取できないために体に必要な栄養を点滴で補うのです。

 

静脈に入っている針が抜けてしまっては、栄養確保はできなくなります。
中心静脈栄養をしている患者さんには、手にミトンをはめるようにと医者から指示が出ます。

 

ミトンをすることにより、両手を自由に動かなくなるように拘束するのです。
針の挿入部分を触らないと思える患者さんに対しても、ミトンを使用します。

 

寝ている間に無意識に触って抜けてしまう事を予防します。
認知症の患者さんにとっては、何をするか分からないので拘束の意味でのミトンは余計に必要になります。

 

患者さんは「これとってー」と、ミトンを装着している両手を差し出してきます。
その依頼に対して看護師は「とってあげられなくてごめんね」と返答するだけなのです。

 

家族の面会時や、手浴時など看護師が見守りできる時にはミトンを外してあげる事が出来ます。
治療のためとはいえ、そして医者の指示とはいえ、患者さんを拘束しなければならない事は患者さんの気持ちに沿えないことであり、つらい事です。

 

患者さんの家族には、拘束に承諾する書類にサインは貰っています。
しかし患者さん自信に承諾をもらっているわけではありません。

 

拘束しなければならない時はこの仕事は何?と思ってしまいます。

 

スポンサードリンク