病院の暖房と乾燥。

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年齢がいくと放っておいても皮膚は乾燥します。
病室は暖房が入っています。

 

私たちは、各病室の温度と湿度を1日3回測定しています。
湿度が38%という病室もありますが、評価も対策もされずただ測定している仕事です。
室温が低いと肺炎になりやすいので、その予防のために室温をあげておくという医者の指示のもとの仕事です。

 

確かに保温は必要ですし、なくては困ります。
しかし、入院している患者さんにとっては迷惑かも知れません。

 

鼻も口も乾燥しているので吸痰しても、水分が不足し痰が出にくい状態なのです。
粘膜も乾燥しているので、吸痰すると出血しやすく血清の痰がでたりします。

 

加湿が必要です。
病室内には水を入れたボトルのふたを開けて置いてあるのですが、あまり効果がないようです。

 

常時開口している患者さんの唇も舌も口腔内も乾燥して、ひび割れのような状態です。
触っただけでも痛いと思います。

 

訴えることができない患者さんは、口をしめらせてほしいとも言えません。
看護師は、日勤帯で午前と午後の2回は口腔清拭します。

 

乾燥のひどい患者さんにはその都度夜も口腔清拭をします。
それでも追いつかないのです。

 

湿らせたガーゼをマスクにつけて、乾燥のために吸痰しにくい患者さんに当ててみました。
1時間ほどして吸痰すると、湿気が咽頭や気管までいきわたったのか、いつものようにたくさん吸痰できたのです。

 

乾燥すると私たちでも、のどが痛くなります。
身体も乾燥するとかゆくなります。

 

高齢者は余計に脱水になりやすいので、保温として必要な暖房ですが注意したいです。

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